ブログ始めました。

このブログでは、歴史の大きな分岐点にある今、自分にできることは何かを、ビール片手にダラダラ書こうと思っています。



歴史の大きな分岐点とは、大まかに3つあります。
第一に、リーマンショックは、1920年代に始まった世界大恐慌の再来であり、今後、各国でブロック経済が形成され、最終的に、第二次世界大戦並みの戦争が起きる懸念が挙げられます。
第二に、ルネサンス産業革命クラスの大変革が9・11から始まっているという300年サイクル論(岡本行夫佐藤優知の超人対談―岡本行夫・佐藤優の「世界を斬る」 (産経新聞社の本)』)が挙げられます。
第三に、もうすぐ1年になる東日本大震災が挙げられます。(1)後日書評を掲載予定ですが、明治維新、第二次大戦敗戦クラスの社会・価値観の変革がこれから起きると主張している本(神田昌典2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)』)があります。(2)幕末の安政の大地震が結果として徳川幕府を弱体化させ明治維新の一因となったという指摘もあります(山内昌之リーダーシップ―胆力と大局観 (新潮新書)』)。
過去より、大地震が日本社会や日本に住まう人の意識に大きな変化を与えたことは間違いはなく、東日本大震災をきっかけに、日本社会は大きく変わるんだろうと思います。

 

佐藤優氏は、9・11以降国家が暴走する傾向があり、それは国家が弱体化していることの証拠であるとした上で、それに対する処方箋として、

≪どうすれば、国家は強くなるのか。……まず、社会を強化することです。≫≪社会をどうやって強化するかというと、……人間の共同体・ネットワーク……を強化することによって、実際に自律して生きていけるようなシステムを社会の中で作っていくこと≫

と、主張します。

国家論 日本社会をどう強化するか (NHKブックス)

国家論 日本社会をどう強化するか (NHKブックス)



≪人間の共同体・ネットワーク≫には、プライベートなつながりだけでなく、自分が所属している会社が含まれるようです。
会社を強化するのは、さしあたり自分に与えられた仕事を頑張ることしかないですね。
他方、会社以外のネットワークを強化するにはどうしたらよいかが年来の課題でした。



昨年5回ほど、休日に、会社の同僚や、娘の保育園の友達の親を自宅に呼んで、みんなで料理を持ち寄って、ホームパーティをしました。料理を作って振る舞ったり、終電を気にせずに酒を飲んだのは楽しく、今年もまたやってみたいと思いました。



それ以外のつながりも、何か作ってみたいと思っていますが、さすがに≪実際に自律して生きていけるようなシステム≫は、ハードルが高い。
私が何か誇れることがあるとすれば、おそらく平均月15冊〜20冊の本を読んでいること。まずは、波長の合う人たちと読んだ本について語る場を作りたいと思っています。それに備え、読んだ本や考えたことについてメモランダム的にまとめてみようと。

そんなわけで、ブログを始めました。