部署でLTをやってみるなど、ポジティヴなアプローチ

今日、自分の部署のMTGで、部下というか同志というか右腕というか左腕というか、まあ、本当に助かっている同僚に言われた一言。(本当にウチに入社してくれてありがとう!)「法務で毎週持ち回りでLTやりましょうよ!」


おお、素敵だあ。社内で記録に残らないし気心が知れた仲間達なので、これは結構おもろいけど、、、という感じでブログに書けなかったネタがしゃべれるという悦び。そして、来る第3回法務LTに備えたネタ作りもデキちゃう歓び。さらに、LTにかこつけて、一応法務という部署の実務責任者として、法務の今後の方向性について嫌味なく示唆できる悦び。


そして、さらに素敵なのが、楽しみながら、部下というか同僚のプレゼン能力を高める効果もあるということ。


私は(1)比較的ビシビシ怒られたり、嫌な思いをしながら成長してきたタイプです。そのタイプじゃないと本当の意味で成長しないんだろうなと思いつつも、(2)怒られたり、嫌な思いをするだけで心を閉ざしたり、頑なになったり、無視したりする人が多いのなあというのも、偽らざる実感です。


正直、後者(2)なんて何をやっても駄目だろうとは思いますが、そんな人たちのパフォーマンスを少しでも上げるのが大事なんだと思います。日本の厳しい解雇法制では(苦笑)。


LTというのはイベントとかお祭りですね。それにかこつけて、面白おかしく、後者(2)の能力を少しでも上げてみる試みは大事なんだろうなと思いました。


で、昨日酔っぱらいながら(まあ今もビール2L以上、我が五臓六腑に染みわたっている状態ですが)書いたブログで引用した「就職王が贈る、新入社員が覚えておくべき10の事柄」は、≪世界はマニュアルで動いている≫「マニュアルを作る人になれ」と主張していますが、それについても、想いを馳せてしまいました。マニュアルが世界を動かすかどうかは異論はあるでしょうが、マニュアルを作る人間とマニュアル通りにやる人間とは、クリスタルキングツインボーカルの音程くらい(古)、違いがあります。後者よりも前者が会社で優遇されるのは間違いないでしょう。


その意味で、お前はここが悪い、早く治せ、クビになるぞと、「(2)怒られたり、嫌な思いをするだけで心を閉ざしたり、頑なになったり、無視したりする人」に危機感を煽るより、「失敗したことをもとに、チェックリストなり、マニュアル作ってみて」というアプローチをとれなかったことが悔やまれます。グチグチ言われるより、「マニュアルを作れる人が生き残る。早く作れる人になろうね」と刷り込んでおいて、不十分でもマニュアルを作らせるというアプローチは、かなり有効だったのではないかと。


覆水盆に返らず。手遅れ臭が香ばしく漂いますが、チーム全体のパフォーマンスアップのために、毎週持ち回りLTと「マニュアル作って」の2つの武器でしばらく試行錯誤してみようと思いました。