法務バブルがはじけるとき

酩酊法務日記という割には法務ネタの少ないこのブログ(苦笑)。


あまり剛速球なネタを書くのもアレだし、しかも不勉強な点は否定できず、しかも自分がManageしてる部署で同僚というか後輩達の得意分野を消去して残りの仕事をやるとなると、あれあれ?これ法務の仕事かしらという仕事が増えているというのが、原因ではあります。


まあ、残念ながら、一番大きいのが不勉強なんですがね(残念)。


とはいえ、専門性という点で、キャリア的にも、ブログ的にも(謎)、どこまで弁護士の先生に対抗しうるかというのはなかなか難しいところです。弁護士の先生には届かない(社内弁護士の方は除くとしても)何かがあるのではと思い、な〜んとなく、今年の3月に始めたブロクをダラダラ眺めていました。


その場その場で読んだ本やら思いついたことを書いているんですが、意外と政治関係多いですね。自分や自分の所属している会社や自分のいる国がどんなところにいるのかなということが、目下の興味だったり、佐藤優氏の論考を多く読んでいるのが理由として考えられます。他人事みたいな見方なんですが、自分が何を考えているのかというのは、無意識だったりして、自分がなんとなく書いているものをざっと見て初めてわかることもあるんだと思います。


すごくよく解釈すると、法務パーソンといえども、国際情勢や国内情勢の流れを見ずして、適切な仕事ができないので、今は法務関係の勉強はひとまず優先順位を劣後させているのかなあと。もちろん、個人的に、リーマンショック東日本大震災でこれから世界や日本はどうなるんだろうという不安感はありますが。


すごく悪く解釈すると、単なる逃避(苦笑)。


いずれにしても、法律知識だけでは(外から見えるものも含め)、これから増える社内弁護士の波や、コンプライアンスだ〜、内部統制だ〜とか言って、法務が優遇されている「法務バブル」がはじける事への漠然とした不安感があるんだと思います。無資格者ですからね。


その意味で、法務+αというハイブリッド化を目指しているんでしょうね。手当たり次第に、思想系、経済系やらの本を読んでいますが、間に合うかどうか、そんな知識が、転職市場の形式的な意味での(まあ要するに、職務経歴書上、なんかすてきね!と思われること)市場価値を上げてくれるのかどうか、よくわかりません。


少なくとも、思想系の本を読んでいると、深い問題について考えざるを得なくなります。その副産物として、仕事相手の言動の傾向と対策というか、内在的論理を把握しやすくなるのかなあとは思います。とはいえ、職務経歴上すてき!というところまで、昇華させられないでしょうなあ。この種のスキルは同じ会社で長いこと働きつつ、信用を拡大することには役立ちますがね。


ここ3年程サボっていた、職務経歴書の更新でもしてみましょうかね。いろいろありすぎて、いつ何をやったか忘れてますね。。。。